両親は早くに死別して美しい姉、瞳(ひとみ)との二人暮らしする主人公・高見秋俊。姉に良からぬ妄想を膨らませながらも、立派な弟ライフを営む主人公ではあった。
ところがある日、主人公の部屋に謎のお姉さんが侵入する。
「あ! この人ですね! 自分の運命も知らずにバカ面さげて…フフフ」
驚く主人公に魅奈と名乗るそのお姉さんが、自分は死神であり主人公の寿命が尽きたため魂を刈りにきたと告げる。
「だから死んでください。ハイ♪」
「ええええええええええ!!!!!」
騒ぎを聞きつけて部屋にやってきた瞳はその事実を知ると、主人公のために必死に魅奈に命乞いをしてくれます。すると魅奈は瞳を輝かせて
「美しい姉弟愛ですね! わかりました! 一つだけ助かる方法があります!!」
と延命するための方法を教えてくれることに。
その方法とは!?
魂を刈られるまでに父親になれば死が延長されるというのだ。
つまり死神も鬼・悪魔ではない、子供ができれば温情として10年寿命を伸ばす規則があるという。
「でも、待てるのは1週間です。1週間で父親になってください!」
ちなみに、死神の間では受精卵は子供として認めています♪」
それを聞いて、ごくごく自然に瞳に目線が行く主人公。
こうして生死を掛けた1週間が始まります。
果たして主人公は姉を孕ませ生き残ることができるのか……!?
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